フコイダン・イメージ

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低分子フコイダン

低分子フコイダンはフコイダンの中でも分子の連なりが小さいものを意味しています。フコイダンは海藻類の表面を覆っている粘膜、それを構成している成分です。食物繊維の一種であることから腸内環境に働きかける作用が期待できるほか、フコイダンとしても以下のような健康効果が期待できるとされています。ひとつは免疫力を高める作用で、これは免疫力の要であるナチュラルキラー細胞をフコイダンが活性化するためです。また胃の健康を阻害するピロリ菌が好物とする硫酸基にも似ていることから、硫酸基にかわってピロリ菌を寄せつけ胃の健康を守ることにも効果的だと言われています。これ以外にも抗アレルギー効果や生活習慣病対する効果もあるとされていることから、様々な健康食品にも利用されることが多くなってきています。そしてその際に注目されるのがフコイダンの分子量に関してです。分子量が大きいフコイダンは高分子フコイダンと呼ばれています。これはフコイダンとしての効果が望みやすい一方で分子量が大きいため、経口摂取した場合には分解に時間がかかりやすい、そして胃や腸に負担がかかりやすいと言うデメリットがあります。また吸収率もそれほど高くないのが難点です。一方の低分子フコイダンは効果を得るためには、分子量が小さいためたくさんの量を摂取する必要があります。しかし分解や消化、吸収に時間や負担がかかりにくいので、体にとって穏やかであると言うのが大きなメリットです。フコイダンは食物繊維ですから、人によっては意識的な摂取により下痢や軟便などが出てくることもありますが、低分子フコイダンの場合はそうしたことが起こりにくいとも言われています。そして吸収率が高いと言うのも低分子フコイダンのメリットです。そのため無理をして高分子のフコイダンを摂取するよりは、低分子フコイダンを多めに摂取した方が身体には良い作用が期待できると現状では考えられています。